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伸び悩んでる?そんなドラマーにオススメするのは"ミックス"だ!

ドラム バンド 編曲


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ドラム。みんな知ってのとおりリズムを刻む大事なパート。
 
バンド全体の指揮者とか、車って表現をされることも多いですね。
 
最近のバンドは同期(演奏してないパートをカラオケとして流す)を使うことも多く、ドラマーは絶対にズレない為にクリック(メトロノーム)を聴きながら演奏することも増えてきました。
なので、ドラムはより一層ズレちゃいけないパートってことで、基礎をしっかり身につけて安定した演奏が必要になります。
 
というかむしろ、ぼくの知る範囲では、他のパートの音は聴かずにクリックだけとか、自分のドラムの音だけ聴いて合わせるドラマーさんが多いです。
 
しかーし!
 
これでは、バンドとしていい演奏になるとは限りません!
 
なぜなら、バンドは他の楽器と合わせて演奏することで表現されるグルーヴがめちゃくちゃ大事だからです!
 
「絶対にずれちゃいけないパートだからしゃーないやん!」ってのも分からなくはないです。が、やっぱり一歩前進するにはそれだけではダメです。
 
じゃーどうしたらいいか。そうです。
 
"ミックス"をやってみてください!

ミックスってなによ?

ミックス。単語だけ聞くと「混ぜる」ってイメージですが、音楽業界では「複数の音源をまとめてひとつにすること」を指します。
ボーカル、ギタ、ベースにドラム…それぞれ単体で録音したものを楽曲としてひとつにすることです。
 
身近なものだと料理をイメージしてもらえると分かりやすいです。
 
ボーカル:肉
ギター:にんじん
ベース:玉ねぎ
ドラム:ジャガイモ
 
ミックス:料理
楽曲:カレー
みたいな感じ。
 

ミックスすると耳が超絶に良くなる

普段料理しない人が、レシピ見ながら自分で料理すると、
「あ、この料理ってこんな食材入ってたんだ」
「こういう風に切るのか」
「こんな調味料入れるんだ!」
みたいに、それぞれの食材や調理法の理解が深まります。
 
これをミックスに例えると
「ボーカルこんな感じの声や抑揚で歌ってたのか」
「ギターの音、こんな音作りだったのか!」
「ベースのリズムが思ってたより後ろよりだなー」
という感じで、それぞれのパートの音やリズム、ノリなんかを理解することができます。
 
そしてここで大事なのは、理解が深まることでそれぞれの音が聴き取りやすくなるんです。めちゃくちゃ耳が鍛えられるんです!!
 

耳が良くなると音を拾えるようになる

耳の良し悪しってドラマーにとっては超絶に大事です。
 
プロの調理師が食材の味を把握してなければおいしい料理はできません。
オーケストラの指揮者が楽器それぞれの音を聴けてなかったら話にならないです。
 
ドラムはバンド内の指揮者なので、やっぱ音を聴き取れないと一番いいノリ、グルーブを生み出すことはできないと考えてます。
 
ただ、普段演奏しない楽器の音って耳にはなかなか入ってこない。だからこそ、ミックスすることで鍛えるんです。
 
ちなみに耳を鍛えると、他のバンドの音作りや良し悪しが判断できるので、インプットできる情報量が格段に増えます。それがそのまま自分の演奏に良い影響を与えたりもするので、めちゃくちゃオススメ!
 

ミックスに必要なもの

んじゃーどうやってやるんよ?ってことですが、まずは必要なものからご紹介します。

DAW

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パソコンで音楽を編集するソフトのことです。作曲や編曲、ミックスにマスタリング等々…今の音楽業界では無くてはならないほどの存在になってますね。
初音ミクなどのボーカロイドが有名になったのも、DAWが一般的になってきたからです。
有名どころだと、Logic、Pro Tools、Cubaseなどなど。
※画像Logic Xです。
 

プラグイン

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録音した音源に色々な効果を付与したり、音を変えたりする機能をもったソフトのことです。DAW上で使いますね。
 
代表的なものだと以下のようなものです。知らない人からすると呪文に見えます←
  • コンプレッサー:音量の大小をそろえる
  • イコライザー:周波数ごとに音を変化させる
  • リバーブ:残響音を追加する
  • ディエッサー:破裂音を抑える
  • リミッター:一定の音量から音を大きくしないようにする
※画像が左上がコンプレッサー、右下がイコライザーです。Logic Xに標準でついてるものです。
 
他にも様々な種類があり、色々なメーカーが出しているので、拘ったりたくさん揃えようとすると破産確実です(汗)

ミックスのやりかた

必要なものがわかったところで、やりかたをざーーーーっくり説明します!

音量バランスを取る

それぞれのパートの音量を調整します。ドラムを基準にベースやギター、ボーカルの音量を調整することが多いです。
 
ドラマーがやるとドラムが大きすぎて他の楽器を埋もれさせちゃうことが多いですね←
 
実際にメジャーアーティストのCDとか聴くと、実はドラムってそこまで大きくなかったりします。ライブでは存在感ばっちりだけど、音源としてキレイに聴かせるならバランス考えないと大変だったり。
 

音域の調整

「キックの低音が強すぎてボフボフ鳴る」
「ギターの中音域がキンキンうるさい」
「ボーカルの高音域が足らない」
こんな感じの音色に関するバランスを調整していきます。主にイコライザーを使いますね。
 
ミックスをやることで一番勉強になるのはこの作業です!!!
 
スタジオ入ったときやライブのとき、楽器隊がうるさくでボーカルが聴こえないってこと、よくありませんか?
それ、実は楽器隊の音域が重なってて音量を大きくしないと聴こえない、とかが多いです。
 
ドラマーは音程が無い楽器なのであまり意識しないんですが、ギターやベースは常に音域を意識して音作りするし、ボーカルも良く出る音域・苦手な音域とかがあります。
 
このあたりをじっくり聴いて調整していくことで耳が鍛えられて、スタジオとかでも「もうちょうギター中音域あげたらいいなじゃない?」みたいな異見が言えるようになります!!
 

音の場所の調整

ドラムとベース、ボーカルは真ん中、サイドギターは右、リードギターは左みたいな感じで音の場所を調整します。
 
当然、みんなが真ん中で鳴ってたら音が全部ぶつかってまともに聴けないし、現実的な音にならないので!
 
あと、左右だけじゃなくて上下や奥行きなんかも調整します。これはコンプレッサー使って色々やったり…みたいな感じなんですが、最初は意識しなくてもいいです。
 

音圧調整はマスタリングの仕事

よくミックスをやってると、「音圧がたらねー!」みたいな話題が出ます。
実際自分で音源を作ると、メジャーアーティストのCDとかと比べて全然音量が小さくなります。これは音圧が足りてないって状態なんですが、それを上げるのがマスタリングという作業になります。料理で言うと最終的な味付けのことですね。
 
ただ、ミックスがうまくできてないとマスタリングも上手くできないので、全く関係無いわけではないですが…音圧調整はミックスの本業ではないことを覚えておいてください。
 

ミックスデビューにオススメの本はこちら!

ぼく自身、前やってたバンドのCDはミックスを全てやって、マスタリングだけ外注してました。全部でCD3枚やったんですが、最初の2枚は下手くそ過ぎて聴くのがつらい(泣)
 
で、3枚目に作るとき、もっとちゃんと勉強したい!と思った時に、「音圧アップのためのDTMミキシング入門講座! 」 という本に出会いました。
 
 
これ、革命がおきます。
 
ミックスに関して触れてる本は数多くありますが、これほど分かりやすく、勉強になる本には他に出会ったことがありません!
 
付属のCDについてる音源でミックスの練習ができるので、バンド組んでなくて音源ないよ…って人も全然OKな本です。是非1度手に取って欲しいです!

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※例えばこれは音の位置「定位」についての考え方や音量のイメージ。すごく分かりやすい…!

最後に

ぼく自身、過去にドラム習ったときに最初に言われたのが「ずいぶん機械的に叩くね」でした。
完璧なリズムで全くズレが無いように、クリックだけ聴いて練習してた時期にそれを言われて、結構ショックを受けました…。
 
その後、バンド仲間にも「もっと周りの音を聴いたほうがいいよ!」と言われ、意識したものの、なかなか聴くことができず…。
 
そんなぼくも、ミックスを経験することで耳が良くなり、今ではライブでも全パートの音を聴きつつ演奏できるようになりました。
最近は「歌うようなドラム叩くね!」って言われて結構嬉しかったり←
 
がっつりじゃなくて、少しかじるだけでも全然違うので、ドラマーさんは是非試してみてください!
 
今日はここまでっ