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IT業界の闇を暴露?!ブラック企業実体験まとめ15選



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ぼくは専門学校卒業後にIT業界に就職しました。
 
で、IT業界で働いてるって言うとよく聞かれるんですよ。「そこブラック?」「残業代ちゃんと出るの?」みたいな。
 
はい!ブラックでした!猛烈に!
 
今まで2社働いたんですが、特に1社目はひどかった…。
 
こういう実態ってやっぱみんな気になったりするんですよね。ということで、1社目のブラックっぷりを振り返って書いてみます。
 
人の不幸は蜜の味…楽しんでってください(笑)

1日3000分を無駄にする毎朝恒例の儀式(軍隊式朝礼)

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ブラック企業あるあるでよく出てくるやつ。そう、朝礼です。
 
・昨日までの業績発表(具体的な各部署の売り上げなどや利益など)
・社長、または副社長の小言
・社訓の合唱
・各種締め日などの連絡事項
 
こんな感じのをだいたい15分くらい。月末月初だと業績発表や連絡事項が増えて、長い時は20分~25分やってました。
 
しかも全体朝礼終わった後に、各事業部でも朝礼するんですよ。事業部事の業績や今日の予定確認、1分間スピーチ。トータルしたら30分は平気で超えます。
 
1フロアにだいたい100人くらい居るので、平均朝礼時間を30分とすると、1日3000分、50時間も拘束されてる計算になります!
 
アホかよ!!!
 
だいたい、毎日他部署の業績を聞いてどうなるんすか。社長や副社長の小言も長い。締め切り多すぎ。社訓の合唱とかほんといらない。
 
1分間スピーチ。日頃の思いを仕事に置き換えて話すとかさ、誰もかれもが四六時中仕事のこと考えてると思うな!
 
しかも!全体朝礼は、最初それぞれの席で立った状態で朝礼してたんだけど、
 

「お前らパソコン見たり電話取ったりして朝礼に集中してない!これからは並ぶぞ!」

 
ってなって、全員社長の前にずらーっと並ぶことになりました。見出し下の写真みたいな感じですね。
 
ここはいつから軍隊になったのでしょうか。朝の貴重な時間を無駄にしやがって…!!!

仕事論を覚えるという建前の”洗脳合宿"

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「この会社での仕事に対する姿勢やビシネスマナーを身につけ、先輩や同僚と親睦も深めるために合宿するぞい!」

ということで、毎年入社1年目~2年目+上司や役員と、東京から京都まで一泊二日の研修合宿に行ってました。
 
一番最初の方はビシネスマナー研修なので、まぁまだわかる(いや、わざわざ京都に来てやる意味は全くないけど)
 
けどね、その後は役員どもが掲げてる哲学を学び、その哲学がいかに素晴らしいか説かれ、それを覚えるという苦行が待ち構えていたんですよ。
 
この哲学が完全なる精神論の塊なので、ゆとり最前線のぼくからすれば「はぁ?」になるわけですよ。精神論でどうにかなる時代じゃないのに…。
 
完全に洗脳するための儀式ですね。
 
そして研修が終わった後は当然懇親会。という名の上司・役員の自慢話リスニング大会の始まりです。あれ?この研修の主役はぼくたちだよね?これじゃただの接待じゃん…

みんな大好き!残業規制(ただしサビ残は除く)

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やっぱね。みんな定時で帰りたいじゃん。早く帰って好きなことしたいし、家でぬくぬくテレビ見ながら美味しいご飯食べたり、暖かいお布団でぐっすり寝たいじゃん。
 
だから、当然"残業は極力しないように!"なんですよ。
 
しかし!実態は!業績が悪化するから残業はするな!サービス残業しろ!でしたー。
 
まーブラック企業と言えば、残業代出ない×サービス残業ってイメージが一番大きいですよね。まさにみんなの期待に応えるべく最前線を突っ走ってる会社でした。
 
一応”ノー残業デー”はあったけど、形だけ。みんな全然帰らない。
 
んで、見るに見かねたのか、今度は”完全ノー残業デー"なるものまで出来ました。この日は、18時になると完全に消灯されて、つけなおすことも許されませんでした。
 
ここまですると、たしかに帰る人は増えました。真っ暗の中仕事を続けるのは気力的にきついので。
 
それでも、PCのわずかな明かりで目を擦りながらデスクにしがみついてる人の姿は今でも忘れられません…。

部下の手柄は上司のモノ、上司の失敗は部下の責任

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まさにこれ。ビックリするほどこれでした。
 
ぼくの会社、事業部がかなりたくさんあって、そのほとんどが赤字。ぼくの事業部を含め、一部が結構な黒字を出してなんとか保ってるレベル。
 
とうぜん赤字続きの事業部はつぶれていくんですが、なぜか事業部長は変わらずに新しい部署がポンポンできます。
 
いやいや、あなたトップでうまくいかなかったのに、なぜ変えないんですか、と。
 
というか、半年に一回、早い時には四半期に一回組織替えとか正気の沙汰じゃないぞ。
 
んでもって黒字だったぼくの事業部も、「こんなんじゃ利益が足りん!もっと頑張れお前ら!」と詰められるけど、給料やボーナスがあがることは無い。なぜだ…。

やる気が全てを解決する論

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お前らが結果を出せないのはやる気がないからだ!ダメだと思ってからが勝負だ!諦めずに結果が出るまで頑張れ!結果が出ないのが頑張りが足らないからだぁぁぁぁぁぁぁ!!」

事業部長より上、役員や社長などは全員この考え方。全てはやる気次第なんです。
 
基本的にどの組織も、ありえないくらいの数字目標を掲げさせられます。(お前らが自分で掲げたんだ!と言ってくるけど、現実的なのは一切認めてもらえない罠)
 
例えば、今まで取り組んだことない革新的な新規商材を作って、それを当月から1000万売ってこい、みたいな。
 
で、毎月の会議で、現在の数字状況や今後の予定について話をするんですよ。
 

「今月は10件の案件が完了予定で、目標達成率は70%です」

「なんで30%達成できないの?」

「新規商材について検討・模索中ですが、まだ形にはなっていません」

「だからなんでそれが出来ないの?本気でやったの?寝る間も惜しんで死ぬ気でやればできるだろ!!早く結果だせ!!!」

みたいな。んでもって、この組織を作った事業部長や役員は、一切の方針・方向性を決めずに、メンバーに丸投げ。
 
0から物を作った上に、当月から1000万も売り上げるとか現実的にありえない。初めて楽器やる人が組んだバンドでいきなり東京ドームでライブしろってくらい無謀。
 
けど、役員ども曰く"やる気があれば出来る”らしいです。是非、お手本を見せていただきたい…!

運動会を制するものは世界を征す!(ただし実績は無い)

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毎年秋になると、グループ会社(6~8社くらい)合同の運動会が開催されます。
 
どうやらこの運動会で上位に入賞すると、その年の業績がよくなるという魔法のような伝統があるんですね。いい年こいたおっさんたちが、それよりさらにおっさんの前で、走って飛んで綱引いて玉投げて。
 
しかも、入社1年目は応援団としてダンスを披露しなければいけません。これは必須事項で、辞退は許されません。
 
曲は当然オヤジどもの好きそうな昔ながらの楽曲(ソーラン節とかね)になるし、今時のかっこいい系のダンスは受けが悪いので出来ない。
 
そもそも、それぞれの競技やダンスの練習のために、仕事終わりに近くの体育館に集まって練習したり、休日に集まるとか。意味不明です。
 
もちろん、自分が競技に出ない間は上司たちの接待。朝早く行って、遅くまで残る。
あ、当然運動会は休日にやりますよ。振休?いやいや、自分の意思で来てるんだからそんなものないよ?←

連続勤務祝福証書授与式

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なんだか堅苦しくて長い名前ですが、簡単にいうと「○○年働いた君を表彰するぞ!」という式。年度末になると、大きなホールを貸し切って行われます。
 
その式の展開は、まさに卒業証書授与式を沸騰させる超絶退屈極まりない無駄の塊。
 

「まずは連続勤務5年から。○○さん」

「はい!」

といって壇上に登って証書をもらう。これをだいたい50~100人くらいやります。
 
集まってるのは全社員。北は北海道、南は沖縄。各営業所から、会社の経費で交通費が支給され、400人前後が集まるんです。
 
あ、もちろん休日だよ?でもみんなを祝うための席だし、仕事をしてる訳じゃないから振休なんてないよ?
 
無駄な時間と経費を使って、一体彼らは何をしたいんだろうか…。

激励という名の激怒(公開処刑)

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事務所内でいい年したおっさんが大声で怒鳴り散らす。こんなの日常茶飯事ですよ。
 
よく激怒されてる社員も、あまりに怒られすぎて凹む一方。反撃する気力もでないんでしょう…。
 
それでこなくなった社員も、当然います。おっさんはそうやって自分の首を絞めてることに気付かないんだろうなぁ…。

君には期待してるよ!(訳:お前全部やっとけ俺知らん)

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ぼくが入社したのは20歳のときなんですが、初めての平成生まれ入社ってこともあり、めちゃくちゃ注目されました。
 
んでもって、社会人一年目。少しでも早く仕事を覚えよう、力をつけよう、会社に貢献しようという気持ちからめちゃくちゃ積極的に仕事に取り組みました。
 
そうすると周りの人も評価されるし、お客さんからも信頼されるし、嬉しいことがたくさんあったんですね。
 

「やっぱユーキくんは若いのにしっかりしてるな!頭の回転も早いし、仕事を安心して任せられるよ!ハッハッハ!」

最初はこう言われるのも認められてるんだ!って思って嬉しかったんですね。
が、次第にこれがエスカレートしていきました。
 

「ユーキくんなら人当たりいいし、このお客さんの相手しても大丈夫そうだから行ってきてよ!」

「ユーキくんはまだ若いし頭も柔らかいから、新しいこともすぐできるよね!この新規商材を先陣切ってやって!」

こんな感じで、どんどん仕事が増えていきました。
 
気づけば、そういう上司はぼくに依頼をするばっかりで、自分の仕事が全然ない状態になるんですね。
 
けど、依頼をしようもんなら
 

「いやー、俺はあのお客さんと相性悪くて」

「俺はもう頭固くて新しいもの覚えられなくて」

って言ってくるんですよ。
 

「なんでぼくより10年以上長く社会人してる人が仕事しないんだろう。」

「つい最近入ってきた若造にできて自分には出来ないことがある状態に、プライドは傷付かないんだろうか。」

そう考えるようになって、あ、こいつら、仕事したくなくて押し付けてるだけなんだ、ってなりました。
 
そもそも入社する前から疑問だったけど、「若いほうが頭も柔らかくて先入観がないから、仕事もすぐ覚えられるし、新規商材なんかも思いつきやすい」とかっておかしいですよね。
 
なーーーーんにも知らない業界で仕事を始めるより、その道の経験者の方が飲み込みは早いし、ましてや新しいことなんかすぐ思いつかないでしょ。
 
そういう言い訳を並べるおっさんたちの下で働くのはイヤでした(転職理由の結構大きな理由)

社員同士の仲は最高だな!(他の人に出会えないだけ)

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前述の運動会の他にも、ボーリング大会やキックオフ飲み会、歓送迎会に新忘年会。休日には屋形船でお酒を飲んだり、フットサルやったり、とにかく社員同士で仲良くしてる人が多かったです(ぼくは完全に逃げてました)
 
さらには社内恋愛も多発。それが20代30代ならまだしも、40代を迎えた人たちも結構あったり…。
 
「あぁ、この人たちは会社以外の居場所がないんだろうなぁ…」ってしみじみと感じました。
 
そりゃー毎日遅くまで仕事して、イベント事もたくさんあれば、必然的にプライベートの時間は減るからなぁ…。

休憩?休日?なにそれおいしいの?

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忙しい時期になってくると、休憩や休日は、あってないようなものです。
 
仕事の溜まってる人のデスクには栄養ドリンクとブラックコーヒー・ガムの山。着替えを置いてる人も少なくない。
 
でも、そんなのは苦じゃないですよ。やる気の問題だから。
 
クソかよっ!
 

「こんなに大変だったけどこの会社にいて幸せです」論文発表会

f:id:karezi:20170105154834j:plainぼくが一番無駄だと思った行事がこれ。

研修の時に習った哲学は結構な量のキーワードがあります。
 
・思いは考え続ければ必ず実現する
・仕事のことだけ考えてれば幸せになる
・常に明るく!
 
などなど。
 
で、年末に今年を振り返って、その哲学がどのように生かされたのかを論文として提出しなければなりません。
 
文字数は5000字以上。もちろん、全社員強制です。
 
さらには、この論文を役員全員が読んで、「これは素晴らしい」と思ったものをランキングにします。
 
そして入賞者はなんと、先ほどの「連続勤務祝福証書授与式」の後に、舞台の上でその論文を発表するという機会を頂くことができるんです…!
 
クソかよっ…!!!!
 
哲学自体が精神論なので、基本的にいい論文とされるのが「私の仕事はこんなに大変でした。けど、この哲学に書いてある○○を意識したおかげで乗り越えることができたんです…!」
 
という苦労話。ここには具体的に問題を解決した手法だったり、マネジメントした内容とかは一切出てきません。
 
どれだけ苦労して、そしてどれだけ哲学に助けられたか。ただそこだけに注目されます。
 
これね。すでに会社に染まってれば楽しいんだろうけど。普通の人からしたら狂気以外のなにものでもないです。あー怖い。

お客様と上司は神様です!

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お客様は神様です、ってのは、まぁ分かる。いや、実際にはそうじゃないんだけど、気持ちとしては分からなくはない。お客さんは大事にしなきゃいけないからね。
 
けど、上司が神様ってどうよ…?
 
どんなに理不尽な命令でも従わなければいけない。優遇されるのはイエスマン。それが例えお客さんに対して誠実な対応じゃなくても、です。文句を言えば干される環境。
まともな職場になるわけありませんね…。

新規事業やれ!ただしノーリスクだぞ!

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先ほども少し触れましたが、業績がなかなか伸びず受注も増えない…そんな状況が続いたので、とにかく役員は「新規事業だ!」と躍起になってました。
 
会社で新規事業やるってなったら、市場調査などを担当するマーケティング部門や営業、製造がそれぞれ力を合わせて、ある程度のリソースを使いながらじゃないとできません。
 
が、しかし。現時点で赤字運営。そしてリスクというものを許さないうちの会社は、ノーリスク・ハイリターン、さらには即時収益可能なものを作れと意味不明なことを言ってきます。
 
全くもって理解できません。つーかそんなん出来るならみんなやってるし、赤字になんかならねーよ!
 
ここもやる気次第だ、と片付けられちゃうんでほんと辛い…。

辞めるん?あ、でも仕事は最後までやってってね?

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「こんな環境にいたら成長もできないし、仕事も面白くない。5年近く働いたし、転職するか…!」

そう考えて別の会社に内定をもらったあと、上司に辞めることを伝えました。
 
その後、引き継ぎのスケジュールとかも話しをして、少しでも現場に迷惑がかからないよう努力しました。
 
が、そんなのは完全に無視!ガンガン仕事が降ってくる。いや、やってもいいけど、ぼくが辞めたあと、みなさんどうするんですか?だれも一緒に仕事してくれないけど…?
 
残された人のことも考えず、ただただ、仕事をさばくことしか考えない上司たち。そりゃーいつまでたっても改善されないわけだ…。

最後に

正直、自分の会社が本当にブラックだったんだなって気付いたのは転職した後でした。
 
特に新入社員だと、周りの会社のことも全然分からないし、まずは一人前にならなきゃ!という思いから会社にまっすぐ向き合うので、結果として視野を狭くされて洗脳されちゃったりします。
 
ぼくも疑問には思ってたけど、まさかここまでひどかったのか…としみじみ。
 
IT業界にはこういう会社が少なくないので、みんなも染められないように気をつけてください…!
 
今日はここまで