読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

リクドウ:ここまで鳥肌が立つボクシング漫画があっただろうか…!あらすじと感想



スポンサーリンク

f:id:karezi:20170312013105j:image

数あるボクシング漫画の中でも圧倒的な迫力とダークなストーリーを展開する作品を見つけました。
 
リクドウです。
 
これは、もう、あれです。怖いです。迫力ありすぎて怖いです。ゾワっと鳥肌立ちまくります。
 
漫画という別世界で繰り広げられる格闘や戦闘って、スピード感や勢い、激しさなどの迫力はよく見かけますが、怖いと思う迫力は初めてでした。
 
ゾワっとしたい人にお勧めのボクシング漫画ですね。では、ご紹介していきましょう!
 

リクドウのあらすじ

まず、あらすじなんですが…めちゃくちゃダークです。そして第一巻の序盤が一番エグイというレアものです。苦手な人もここだけは我慢してほしい!その後はそんなにエグくないので…
 
 
主人公のリクは、DVが激しく借金まみれの父親を持つ少年。ある日、父親が借金苦で自殺します。そこに借金取りであるヤクザの所沢が家に来ました。
 
そこで所沢は、信じがたい光景を目にします。リクが自殺した父親を殴り続けてるんです。
 
所沢「死んだお父ちゃん、どーして殴るんだ?」
 
リク「いつもされてたことを、やり返してみようかな…と思って…」

f:id:karezi:20170312013117j:image

 
数々のDVを受けて育った狂気の性格となったリク。
 
しかし、親父を殴るパンチに何か思うことがあった所沢は、リクに殴り方を伝授。彼は、元プロボクサーのチャンピオンでした。
 
 
その後リクは母親に引き取られますが、まさかのヤクザの愛人となっていました。そのせいで薬物中毒、家には長いこと放置された死体まで発見。
 
さらにヤクザはリクを殺すんじゃないかというくらいの暴力を行う。
 
身の危険を感じたリクは、渾身の力でヤクザにパンチを繰り出す。
 
そのパンチは綺麗にアゴを捉え、ヤクザは脳震盪に。その隙をついて鈍器で殴り倒し、リクはヤクザを殺害しました。

f:id:karezi:20170312013122j:image

 
正当防衛といえ殺害してしまったリクは児童養護施設に入ります。そこでは、親身にケアをしてくれる職員のお姉さん・江原が、リクの傷付いた心を癒してくれてました。
 
しかし、またしても事件が。リクが殺害したヤクザの関係者がリクを殺しに襲ってきたんです。そしてその時、運悪く江原もリクと一緒にいたため、江原がヤクザに強姦されます。リクの目の前で。
 
幸いにもその場に所沢が現れ(襲ってきたヤクザを捕まえるために)助かりました。
 
しかし、母親に次いで自分を気にかけてくれた人を守ることができなかったリクは、自らが相手を倒す力を手に入れたいと心の底から願います。そして、所沢が所属していたボクシングジムに入ることになりました。

f:id:karezi:20170312013109j:image

……ここからやっとボクジング漫画っぽくなっていきます。序盤がほんとダーク…。でも、普段見かけないストーリーなだけに、一気に惹きこまれました。
 

悲惨な家庭で育った心が、ボクサーとして花を咲かす

f:id:karezi:20170312013450j:plain

所属したジムは超絶スパルタで、数々の選手を壊すという評判からほかの選手は0人。
 
ただ、悲惨な家庭で地獄を味わってきたリクは無理難題な練習もこなしていく。そして、実際に死に際を味わい、正当防衛とはいえ人を殺した経験から圧倒的なボクシングを魅せ付けていきます。
 

アスリートや格闘家って、極論はドMじゃなきゃできないんですよ。とことん自分を痛めつけて、鍛えに鍛えてやっと勝てる。

 
そういう意味では、心はどん底まで痛めつけられていたリクにとってボクサーは向いていたのかもしれません。
 
そういう描写から、物語の前半はリクが無敵のような印象を受けました。
 
しかし世の中そんなに甘くはなかった。リクが苦戦する人、手も足も出ない人たちがわんさか出てきます。
 
それすらも成長の糧として一心不乱にボクシングに打ち込んでいるリクの姿が非常にかっこいいです。
 

圧倒的な迫力とボクシングの深みが描写されてる

f:id:karezi:20170312013548j:plain

f:id:karezi:20170312013606j:plain

冒頭で言ったように、とにかく練習や試合の迫力が尋常じゃありません。
 
ほかのボクシング漫画も見てきましたが、それぞれボクシングという一競技で戦っている、という印象を受けます(もちろん、それが悪いって意味じゃないです)
 
でもリクドウの試合だと、実際には命のやり取りをしている殺し合いだ、というのが絵からバシバシ伝わってきます。これを感じる部分でゾワっと鳥肌が立ちました。
 
かといって、ただ迫力があるだけじゃないんですよ。
 
お互いが命を削りあっている凝縮された時間の中で、緻密な計算や思考、ちょっとした動きの違いなどで勝負が決する瞬間が、絶妙に描かれているんです。
 
実際の試合をぱっと見ても分からないような複雑なやりとりが、見事に描写されている。圧巻でした。
 

格闘技好きなら読むべき!

深みが描写されている、という点は特に格闘技好き、格闘技経験者ならさらに楽します。
 
ぼく自身、空手を7年ほどやっていましたが、試合中の瞬間的な判断や攻防というのは非常に深いというのを知っています。
 
選手同士のレベルがあがるほど、肉体的な差はなくなっていくので、この思考的な部分が非常に濃厚で、かつ重要になってくるんですよね。だからこそ読んでて面白い。
 
もちろん、迫力のある絵だけでも十分楽しめるので、未経験とか関係なく是非読んでいただきたいですね!
 
何度も言いますが、序盤のエグさだけは我慢してください(笑)
 
今日はここまでっ